研究室ブログ -2010/2/22-
もうすぐ2月も終わりスギ花粉も飛散し始める今日この頃.
みなさんこんにちは.博士前期課程2年で花粉症の川野です.
本研究室ではM2の修士論文公聴会が終了し,B4の卒業論文発表会も目前に控えており,研究室からは絶え間なく4年生の発表練習が聞こえてきます.
さて,私はこの2年間を通じて「蝶のまわりの流れ」について研究をやってきましたが,この研究,実験場所は全て鹿児島高専で行っており,これまでに十回近く鹿児島まで実験しに行ってきました.一回の実験の期間は約一週間程度であり,その期間はひたすら実験実験実験実験…です.鹿児島高専の流体研究室より装置と実験場所を借り,朝から夜まで実験させていただいています.鹿児島高専の流体研究室の方々,いつも本当にありがとうございます!!
そんな実験は,どのように始まるかというと,まず,実験装置や高速度カメラやらを車に積み飯塚から鹿児島までレッツゴーです.しかも高速千円です.福岡から鹿児島までなんてめちゃくちゃ遠いと思われがちですが車の中でわいわいがやがやと過ごせば鹿児島なんて3時間ほどであっという間です.この時ばかりはちょっとした旅行気分も混じっており,みんなのテンションも割と高めです.
鹿児島に到着.まずはホテル…ではなくウィークリーマンションにチェックイン!!やはり1週間の滞在となるとホテル代はばかにならないので…
これまでにいろんな宿に泊まってきましたがここが一番.雰囲気はまさに普通の家です.しかも一週間泊まって一人8000円弱という破格値.超オススメです.

蝶の保存方法(こうすると長生き!!) 鹿児島での実験の様子
到着翌日より実験が開始します.まずは装置を組み立てる等の実験の準備をし,そこから一週間ぶっ通しで実験をします.夏は猛暑,冬は凍える中で実験を行うのでみんなのテンションも日に日に下がってきます.その上,夏は蝶の調達もする必要があります.いい年した大学院生が虫取り網や虫かごを持って蝶捕獲に出陣です.こうやって改めて虫取りをしてみると福岡には飛んでいない蝶もちらほら…その色は鮮やかなオレンジやブルーが入り混じっており,まさに南国専用みたいな色をしています.そして福岡で飛んでいる蝶は逆にあまり見かけず3人で一時間以上歩きまわって一匹捕まえるのがやっとといった状態です.もうそのときには汗だくでかなり疲れていますが…
よく小さい頃はあんなに走り回れたなぁっと痛感してしまう瞬間です.さらには,自分の汗臭さに驚愕し,食生活を見直そうとする瞬間です.しかしながらなんだかんだ言いながら蝶が捕れたときには子供のようにキャッキャキャッキャと騒いでいます.
そんな日々が一週間続くわけですが,必ずしもしんどいことばかりではありません.何度も何度も対策を練って実験を行った結果,やっとのことで得られる実験結果というのは言葉では言い表せない程の感動を覚えます.根気良く(頭を使いながら)実験を繰り返し行えば,必ず,視たい流れを捉えることができるということを私は鹿児島での実験を通じて学びました.何事も根性だと思います!!
また鹿児島には美味しい物もたくさんあり,これを食べるためにやる気を奮い立たせたりもします.写真に示しているのはおそらく鹿児島で一番おいしいおでんやの掌(つかさ)です.この牛スジの大きさを見てください!!じゃがいもが小さく見えます(笑)
そして実験最終日には霧島温泉に入って一週間の疲れを落とし,そのときの成果と反省,そして次回の抱負をみんなで語り合います.
こんな感じで鹿児島へは実験しに行っているわけですが,なんだかんだ毎回楽しんでおいしいものを食べています♪♪そもそもこんなに定期的に出張して実験をさせてもらう研究なんて,まずないと思いますし,田中・渕脇研究室に入って蝶の研究ができてよかったなぁと思います!!

おでん屋の掌(つかさ) 霧島には風情あふれる温泉がたくさん
今月末私は最後の鹿児島実験に行ってきます.最後の実験ということで少し寂しい気持ちもありますが,そこでは,私の学生生活最後の根性を出し,少しでも良い結果を研究室に残せるよう精一杯頑張り,また楽しみたいと思います!!
以上,川野が鹿児島高専での出張実験について報告させていただきました.
次回もお楽しみに♪♪

2月15日 博士前期課程 学位論文 公聴会.
「3年間で進化したこと」をテーマに掲げ,その準備を行いました.研究内容の進化や,自身の成長を15分でわかり易く伝えることを心がけました.
研究を進めながらの修士論文,概要作成そして発表の準備は精神的,体力的にかなりハードでしたが,振り返るとあっという間の一ヶ月でした.公聴会前夜はなぜか興奮して寝付けずほぼ徹夜状態で本番に.発表の順番を待っている間もソワソワしながら,でも程よい緊張感の中,3年間の集大成だと思いながらモチベーションを上げてから本番に臨みました.まぁ悪くは無い出来だった?ということにさせておいてください.自分のことはさておき,その他のM2のプレゼンを見ながら思ったこと.それは,「4年のころに皆成長したな~」って.本番での堂々とした発表もさることながら,今回の修論発表に向けての準備に取り掛かる思いや姿勢はさすがこの研究室の学生だなって思わされました.僕自身まだまだなので,これから卒業までの一ヶ月でみんなに追い付けるように頑張ります(笑)!!
大学院の2年間,私は蝶まわりの流れ場について明らかにしてきました.今振り返ってみると,この2年間はあっという間でした.最初は「可視化って何?」といった段階からのスタート…蝶のまわりの流れ場を全く捉えることができませんでしたが実験装置・方法の改良を繰り返すことにより少しずつ視ることができるようになりました.蝶の研究というのは一見華やかに思えますが,華やかさ故に泥臭い作業を要します.私はこの2年間で学会に2度参加させていただきましたが,学会に参加することにより,自分の現状のレベル,今後の課題などが見えてくるようになり,非常に有意義な時間を過ごさせていただきました.学会前の資料作りや考察は正直かなり大変でしたが,発表前に自分を追い込めば追い込むほど学会では大きな成果が得られると思います.
研究室配属が決定した3年前は・・・
田中・渕脇研究室に配属された3年前を思い出していました.希望の研究室への配属が決まり,期待と不安を抱いていたあの日から,本当にあっという間に月日が流れてきたように感じています.この3年間で私が一番学んだことは,人と人とのつながりは何よりも大事な事であるということです.多くの挫折や苦悩を味わいながらの研究室生活は,先輩や仲間達の助けが無ければ今の私や研究成果は無かったと思います.また,研究室ではよく遊びよく学ぶことの大切さも学びました.何も無い「無」から生まれるもの,一瞬の閃きによって研究が進んだ経験は今後の私の生真面目な性格を修正してくれました.月並みな言葉ですが,私は田中・渕脇研究室に配属されて本当に幸せだったと思っています.そして最後になりますが,寛大な心で最後まで指導して頂いた,田中和博教授,渕脇正樹准教授,清水文雄助教本当にありがとうございました.
やあ,修論発表の追い込みはみなさん見事だったと思います.エスカップ,ファンテユンケル,スパークユンケルを保険に,自分の精神と肉体の限界に挑戦しました.
三年間の集大成を発表する修士論文公聴会!!!
大学6年間には色々なことがありました.正直,学部生時代は大学以前の生活と変わらず,惰性で授業を受けて流されるように生活していた感があります.よって,研究室配属の際も割りと適当に決めました.その生活もこの「田中・渕脇研究室」に入ることによって劇的な変貌を遂げます.私は田中・渕脇研究室は第二志望で希望書を提出したと思います.その理由も「先生方が厳しそうだから,こんな自分を変えられるかもしれない」というものでした.しかし,誤算だったのは予想の2倍,いや3倍くらいこの研究室が厳しいことでした.
田中・渕脇研究室で3年間やってきたわけですが,自分は変わったと胸を張って言える程の成果を挙げたとはいいがたいです.学部時代とは異なる真面目な研究生活についていくのがやっとでした.それでも,過去の自分と比べると,ほんの少しかもしれませんが確実に前進していると実感しています.無論,研究室のみなの支援があってこそです.特に担当指導教官であった渕脇先生には大変お世話になりました.いつも不甲斐ない姿を見せて申し訳ありません.こんな自分ですが,先生のおかげで色々なことが学ぶことができました.先輩方,同期生,後輩の皆にもいろいろ助けてもらいました.同期生の川野君には本当に迷惑をかけました.この場を借りて,もう一度お礼とお詫びを言いたいと思います.どうもすみませんでした.ありがとう.考えもまとめずに書き続けてしまったため,少々長くなってしまいました.だらだらと書き連ねるのは昔の自分に戻った気がしますので,ここで切り上げます.
今回,修士論文の提出・発表が無事に終わり,現在はほっとしております.修士論文は私が今まで行ってきた研究の集大成であるため,全力を注いで執筆しました. この論文は私一人の力だけでなく,周りの方々の支えもあり,何とか書き上げることが出来ました.この場をお借りして,このブログを見て気に掛けていただいた方々に対し,お礼を申し上げます.





























